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High school graduation
子育て

高校の卒業式、親は出席する?しない?

小学校や中学校の卒業式では、親も参加して当然でした。しかし、高校の卒業式ともなると出席しない親も少しずつ増えてきているのではないでしょうか。

理由は様々ですが、高校以上の卒業式には出席しない親の割合が増えてきます。とはいえ子供の記念すべき日である事に変わりはなく、参加できるなら出席したいと考える親もいるでしょう。

そこで今回は、高校の卒業式に親が出席することの是非と、出席の際の服装について解説します。これから卒業式を控えている子供のいる保護者の方は、ぜひ目を通してください。

 


高校の卒業式は親も出席する?

高校の卒業式に出席する親は勿論います。ただし、小学校や中学校、高校の入学式に出席する親の比率に比べると、割合は確実に少なくなっています。

それでも子供全体の半分程度は出席する傾向があるので、出席したり一緒に拍手したりしたら周囲から浮くといった事はないので安心してください。あくまでほぼ全員出席していた小・中学校時代よりは減るという話です。

では、高校の卒業式に参加しない理由にはどういったものがあるのでしょうか。

 


高校の卒業式に親が出席しない理由

親が出席しない理由には、以下が考えられれます。

子供に反対される

高校生は反抗期であったりママと一緒を恥ずかしがったりと、あまり親を人前に出したくない時期です。ですから特別仲が悪いわけではなくても子供から来ないでほしいとお願いされる場合もあります。

親からすると多少寂しい気持ちもあるかもしれませんが、子供が無事に親離れできていることの証明だと思って言うとおりにするのも一つの選択肢と言えるでしょう。

仕事などで忙しい

高校生にもなると一人でも大丈夫なので、予定を削ってまで式に出席する必要を感じない保護者も多いです。実際卒業式後は友達と遊ぶ人がほとんどなので、親が出席しても一緒に帰る事はほぼないでしょう。

後日子供から報告を貰えればそれで十分という事も多いのです。

これらの理由から、保護者の出席率は小中学校に比べて低くなっているのです。ですが、それでも行きたいのであれば勿論出席しても何の問題もありません。

続いて、出席の際の服装について解説します。

 


高校の卒業式に出席する保護者の服装は?

卒業式の服装は、年代に応じて以下のいずれかを選ぶといいです。

スーツ

一番無難であり、少なくとも浮くことはありません。あくまで主役は子供なので比較的暗い色を着ていく人が多いようです。ネイビーやグレーなどのあまり目立たない色をチョイスするといいでしょう。

ワンピース

多少コーディネートのセンスが問われますが、ジャケットなどと組み合わせる事で卒業式でも問題なく着ていける服装になります。スーツ同様あまり目立ちすぎないよう地味な色をチョイスしたほうが無難です。

着物

ある程度の年齢層であれば、着物も選択肢の一つに入ります。その場に合った気品のある色合いであれば、多少明るい色でも周囲から浮くことはないでしょう。

その他、ものを仕舞うかばんは持って行った方がいいです。厳かな場でビニール袋などで音を立てるのはマナー違反ともとられかねないので気を付けてください。

 


高校の卒業式ではどっちの保護者が出席する?

基本的には、やはり母親の出席が多いです。ですが片親であったり母親が仕事で忙しかったりする場合には父親が代わりに出席するといったケースももちろんあります。

比率としては、父親は全体の一割程度になる傾向があります。入学式と違って、卒業式は役員決めなどで保護者の出番がほとんどないので、どちらが出席しても構いません。

一番大事なのは自身が出席したいかどうかです。勿論夫婦で出席する人もいますし、子供が特別拒否感をしめさないのであれば、出来る限り出席したほうがいいでしょう。

 


大学の卒業式での親の出席率は?

高校でこれだけ減少するとなると、大学生の卒業式ではいったいどれだけ親の出席率が減ってしまうのでしょうか。

比率としては、学生全体に比べて親の出席率は2割程度のようです。大学生ともなると一人前の大人なので仕方ないとはいえ、高校の5割に比べて半分以下にまで減ってしまいました。

また、事前に親の席が用意されていなかったり別室からの見学になったりと、大学側もあまり親の出席を想定していないケースも多いようです。これは大学によって対応が違うので事前に確認しておいた方がいいでしょう。

いずれにせよ、大学の卒業式に出席する親はかなり少ないです。特別な事情がなければ出席しなくても問題ないかもしれません。

 


まとめ

高校の卒業式の保護者の出席率は全体の五割程度です。小学校や中学校に比べて出席しない保護者も増えてくる傾向があります。

理由は子供から拒否されたり、仕事を休んでまで行く必要を感じなかったりとよくも悪くも子供を一人の大人として対応するがゆえのものです。決して悪い話ではないので、子供に拒否されても肩を落とさないでください。

もし出席するのであれば、スーツやワンピース、着物などが一般的な服装です。父親も全体の一割程度は出席しているので出席しても浮くことはありません。

高校や大学の卒業式ともなると、子供も親離れが進んでいるので卒業式にまで来なくてもいいといわれるケースも増えてきます。出席するのか否かは子供とよく話し合って決めたほうがいいでしょう。