銀杏(ぎんなん)は臭いと感じますが、このにおいが発する場所や理由があります。
においを発する場所を知って上手く対策や処理することで、銀杏を拾った時も美味しく食べることができるようになります。
ここでは、においの原因や処理方法、注意点を紹介していますので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。
銀杏が臭い原因
臭い銀杏がとれるイチョウの木にはオスメスがあり、実はメスの方にしかつきません。
この実が熟すと外皮から悪臭がします。主成分は酪酸とエナント酸で、このにおいによって、ニホンザルやネズミなどの動物から守っていると考えられています。
動物が食べないほどの悪臭なので、銀杏の実を見て「こいつはくせえ」と感じる人は多いです。
においがするのは、果肉の部分です。スーパーなどで売られている硬い殻に覆われた部分からは悪臭を感じることがありません。
臭い銀杏を拾った時にはどうやって処理をするの?
銀杏を拾ってきた時には、悪臭がする果肉と種を分離させる必要があります。
この分離させる方法は、一般的に水中で腐らせたり揉んだりするようです。
分離させたら、種を天日干しして乾燥させます。硬い殻は、銀杏割り器を使うと簡単に割ることができます。
銀杏を取りに行くと、靴で果肉を踏んでしまってにおいがついてしまうことがありますが、この時は重曹を溶かした水に浸けましょう。
数時間浸けてから水洗いすると悪臭を取り除くことができます。
銀杏の果肉部分に触れるとかぶれることがあるので注意が必要です。
触ってしまった時には、早めに石鹸で洗うことが大切です。かぶれた時には、皮膚科で診察を受けましょう。
銀杏は臭いにおいだけでなく中毒にも注意
「公益財団法人日本中毒情報センター」では、PDFファイル(0.147MB)で、銀杏の食中毒に関する情報を公開しています。
それによると、口径中毒量は、小児で7~150個、成人で40~300個とされています。
最小個数を見ると、意外に少ない量で中毒症状を引き起こす可能性があることが分かります。
近年でも子供が食べ過ぎて痙攣などを起こす事故が報告されているようです。
銀杏は、お酒のお供としても人気ですが、食べ過ぎると中毒症状を引き起こす可能性があるので注意しましょう。
子供は1日4~5粒、大人でも10粒程度にしておく方が大切です。
臭い銀杏の果肉と種を手軽に分離させる方法
銀杏は美味しいですが、悪臭がする果肉を取るのが面倒と感じる人も多いことでしょう。
そんなか肉を取る方法として、ペットボトルやジップロックを使った方法があります。
ペットボトルに銀杏を入れて、水を半分程度入れます。後は、蓋をして果肉がある程度取れるまで振るだけです。
ある程度取れたら、ザルに移して手で残りを取り除きます。
ジップロックを使った方法は、2枚重ねにして銀杏と水を入れて揉むだけです。取り除けなかった部分は、ペットボトルの時と同じようにザルに移してから手で取り除きます。
この方法を使うことで簡単に臭い果肉を取り除くことができるでしょう。
臭い銀杏はインスタグラムでも季節を感じられる
イチョウ並木が近くにあれば、イチョウの葉や落ちている銀杏を見て季節を感じることができます。
そんなイチョウ並木がない地域でも、インスタグラムで季節を感じることができます。
インスタグラムで、「イチョウ」や「銀杏」で検索すると、綺麗なイチョウ並木など様々な写真を見ることができて、写真によっては多くのフォロワー数があるものもあります。
「大きなイチョウの木のある近隣の人から銀杏をもらったので、お酒のおつまみにした」といったようなコメントも見ることもできて、写真とコメントを見ながら季節を感じることができるでしょう。
臭いと感じる銀杏も、イチョウ並木はとても綺麗です。銀杏を拾えない場所に住んでいる人も、スーパーで買った銀杏を食べながら、ネットの写真で綺麗なイチョウ並木を楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
銀杏が臭いのは、動物に食べられないためと考えられ、そのにおいは果実から発しています。
果実部分を取り除いてしまえば、においも気にならなくなります。
ただ、食べ過ぎると中毒症状を引き起こすので注意が必要です。
近くにイチョウの木がある人は、毎年秋になれば秋を感じながら銀杏拾いをしている人も多いでしょうが、そんなイチョウの木がない人も、インスタグラムなどの写真で楽しむこともできます。
銀杏を拾った時にはうまく処理をすることで、秋の味覚でもある銀杏を気軽に楽しめるようになるでしょう。