誕生日前のお祝いは縁起が悪いと言われていますが、これは相手の気持ちがとても重要です。
相手が縁起を気にするかどうかをよく確認することで、良いパーティーを開くこともできるでしょう。
ここでは、早めに祝うことは縁起が悪いのか、前の日にしか贈り物を渡せない時の対応方法などについて紹介します。
縁起のこと、良い対応方法を知ることで、すぐにでも相手が喜ぶ祝いもできるようになるでしょう。
誕生日前のお祝いは縁起が悪いの?
誕生日前にお祝いするのは縁起が悪いと聞いたことがある人は、それはどんな理由からなのかと気になっている人もいるでしょう。
昔から、弔事は繰り上げても慶事は繰り上げないと言われています。
慶事を前倒しで行うと、弔事を連想させるため良くないとされていますし、誕生日前にすると寿命を縮めるとも言われます。
この日は、相手の成長やその日を無事に迎えたことをお祝いするものなので、できるだけ当日にするのが良いでしょう。
縁起は誕生日前と後とではどっちがいいの?
昔から慶事は延ばしても問題ないとされているので、前よりも後に行うことを考える方が良いでしょう。
ただ、この縁起は、人によって気にしない人もいます。
この日を過ぎると、後回しにされたという印象を受けますし、逆に前にすると、誕生日がまだきていないのにするのも違和感があります。
縁起を気にしない人なら、どちらがいいかは本人次第なので、本人が納得するのであればどちらでもよいお祝いとなるでしょう。
誕生日前のお祝いとしての贈り物も縁起が悪いの?
どうしても当日に渡せない時には、誕生日前にプレゼントを渡しても問題はないでしょう。
ただ、縁起を気にする人では、前の日に渡すと縁起が悪いと感じてしまう可能性があるので、前よりも後に渡す方が良いです。
どうしても早く渡す必要がある時には、当日にはメールや電報でお祝いメッセージを送る方法もあります。
手紙なら慶事用切手などを使うと特別感も出て、受け取った人も印象が良いでしょう。
誕生日前のお祝いでは少しでも縁起の良いものや日を選ぼう
どうしても前の日しかするタイミングがない人は、少しでも縁起のよいものを贈ると良いでしょう。
花を贈る時でも素敵な花言葉を持つ花を選べば、縁起の良い贈り物になります。
縁起の良い観葉植物は、青年の樹(ユッカ)、ミリオンバンブー、パキラなどがあります。
また、動物をモチーフにした贈り物も良いでしょう。動物によっては縁起がよいとされる動物がいます。
幸運を招く招き猫、縁起の良い鳥とされるフクロウ、喜びの幸福の象徴とされる蝶などがデザインされた贈り物なども良いですし、紅白の色使いで祝福を表現することができます。
早めに行う場合でも、縁起の良い日や開運日を選ぶ方法もあります。何事も良いとされる日として、一粒万倍日、天赦日、母倉日などがあります。
読み方は、「いちりゅうまんばいび」、「てんしゃにち、てんしゃび」、「ぼそうにち」で、このような日を選ぶことで開運にもつながって良いパーティーにもなるでしょう。
縁起が悪いとされる誕生日前の祝いを考えている人はお店のサービスをうまく活用しよう
当日に渡すのは難しく、前日しか渡すタイミングがない人はお店のサービスをうまく活用しましょう。
購入するお店によっては、時間指定でプレゼントを贈ってくれるところもあります。
このようなサービスを活用すれば、自分が直接渡せなくても贈り物は当日に届けることも可能です。
お店によってはラッピングやメッセージカードを無料サービスで提供しているところもありので、良い贈り物ができるでしょう。
まとめ
昔から弔事は前倒しをしてでもおこなう方が良いとされ、慶事を早く祝うと弔事を連想させるので縁起が悪いとされています。
ただ、相手が縁起を気にしないのであれば、前祝いをしても問題はありません。
前日でないとプレゼントを贈れない時には、縁起のよいものを贈る、お店のサービスを上手く活用して当日に送るなどの方法があります。
相手が縁起を気にしているのかをよく確認してから対応することで、良いお祝いをすることができるでしょう。