ai・人工知能の作り方について解説します。専門家でなければできないものだと決めつけず、気になる方は是非参考にしてみてください。
ゲームやアプリにも利用されているai・人工知能は、今後さらに広がっていく可能性を秘めています。まだまだ発展途上のai・人工知能の世界、今から始めるのも遅くはありません。
aiの作り方・どんな知識が必要になるのか?
まず、aiとは何かを定義すると、aiは学習する人工的な知能と言えます。プログラムされた行動をするロボットとは異なります。この定義を元に、必要な知識を解説していくことになります。
aiを作るのに必要なのは、機械学習とディープラーニングです。機械学習とは、大量のデータを反復的に分析、そこに潜むパターンを見つけ出すことです。
機械学習は、人間の学習能力をコンピューター上で再現しているのです。機械学習を理解するのに必要な知識は、データ分析。数学的な知識である、線形代数、微分・積分、確率・統計学が必要になります。
ディープラーニングは、機械学習の一つで、データからそれぞれの事柄の認識をしたり、分類をしたりするものです。学習するaiの中心的なもので、最重要だと言えます。
ディープラーニングに必要な知識は、数学的なもの以外にニューラルネットワークというアルゴリズムも必要です。言葉だけでは難しそうに思えるかもしれませんが、勉強すれば必ず理解できます。
ai・人工知能の作り方・基本の3ステップを解説
aiの作り方を基本の3ステップから解説します。ai・人工知能の作り方は簡単ではありませんが、基本から学ぶことで理解は可能です。
ステップ1は機械学習に必要なデータ集めです。これは、作りたいaiによってデータ量が変わるので、精度の高いものを作りたいならたくさん集める必要があります。
ステップ2は機械学習を元に、学習済みのaiを作ることです。機械学習にはツールがあるので、データを集めれば後はツールにお任せとなります。
ステップ3はaiを利用するためのプログラムを作ることです。プログラムの作り方は初心者には難しいので、Webセミナーや参考書などが必要になることが多いでしょう。
対話aiの作り方は難しい?
人工知能を使ったアプリの作り方を勉強する場合、対話aiも重要になります。対話aiとは、その名のとおりチャットのように対話することができるaiのことです。
対話aiはを作る場合も、先ほどの基本ステップが必要です。それに加えて対話システムが必要になるのです。
対話システムは、ドコモやリクルートがAPIを提供しています。APIとは、企業などが作ったソフトウェアの一部を公開し、誰でも利用できるようにしたものです。
そういったものを利用することで、対話システムを作る手間を省くことは可能です。もちろん、自分で作ることも可能ですが、参考書やオンラインスクールなどでの学習が必要になると思います。
aiを利用したゲームの作り方とは?
aiを利用してゲームを作りたい、という人もいるかと思います。最近はスマホアプリなどでパズルゲームが流行していますので、プレイした人も多いでしょう。
aiを搭載した対話型のパズルゲームなんて面白そうです。なかなか難しそうではありますが、今後そういったものが出てくる可能性は高いのではないでしょうか。
MUGENという2D格闘ゲームエンジンも厳密的に言えばaiではありませんが有名です。通常はアルゴリズムによりCPUの行動がプログラムされていますが、aiを搭載したキャラクターも登場しています。
aiを利用したゲームを作るには、キャラクターなどにそれぞれの学習機能が備わっていなければいけません。かなり膨大な作業が必要になるので、初心者にはちょっと難しいものであると言えます。
aiを使った自作ロボットを作るのは難しい?
aiを使った自作ロボット、作ることができればこんなに楽しいことはありませんね。初心者がaiを組み込んだ自作ロボットを作ることは果たして可能なのでしょうか。
これまで述べてきましたが、aiを作るのは簡単なものでもいくつもの作業が必要です。ロボットとなると、そういった知識の他に機械についての知識も必要になってしまいます。
現実的に考えると、aiを組み込んだロボットを作るのは非常に難しいものと言わざるを得ません。まずは簡単なaiを作ってみて、慣れてきたらロボットに搭載したいaiを決めるのがおすすめです。
現在は大企業でもaiロボットを開発するのはまだまだ研究途中です。まずはプログラムに従って動作するロボットのキットを作って楽しむのもいいでしょう。
まとめ
aiを作ること自体は、独学でもできます。どんなaiを作るかによりますが、ロボットと違ってプログラムなのでたくさん作っても場所を取りません。
生涯学習として、ai作りを趣味にしても面白そうですね。