お風呂の床の黒ずみは上手く落とせないですが、汚れの原因を知って効果的な掃除をすることが大切です。
効果的な掃除法を知れば、汚れが気にならない浴室を取り戻すことができるでしょう。
ここでは、汚れの種類、効果的な洗剤や必要な道具、掃除のコツを紹介していますので、悩みもすぐに解消できます。
お風呂の床の黒ずみ対策ではまず種類を知る!
お風呂の床の黒ずみが気になり、落としたいと考えている人は、まず汚れの種類を見極めることが大切です。
汚れの種類によって使う洗剤も違ってくるので、この見極めによって汚れが落とせるかも決まるといっても過言ではないでしょう。
黒ずみ汚れの原因には、
- 水道水に含まれるミネラル成分
- 皮脂や石鹸カス
- 黒カビ
があります。
水垢はアルカリ性なので酸性の洗剤、皮脂や石鹸カスにはアルカリ性の洗剤、黒カビには塩素系漂白剤を使います。
お風呂の床の黒ずみの掃除で必要な道具や落とし方を知ろう!
掃除をするときには、洗剤だけでなく掃除道具も揃えましょう。
必要になる道具としては、
- ゴム手袋やビニール手袋
- ブラシやタワシ
- キッチンペーパーやラップ
- クエン酸やお酢
- 重曹
- キッチン洗剤(油汚れ用)
- シール剥がしスプレー
などを用意します。
用意するものが多いと感じるかもしれませんが、これらの道具を揃えると様々な汚れに対応することができます。
洗剤によっては手などが荒れることもあるので、ゴム手袋やビニール手袋は必ず着用して掃除をしましょう。
キッチンペーパーを何に使うのかと思う人もいるでしょうが、洗剤を吹き付けてからキッチンペーパーなどをかぶせると、洗剤が流れずしっかりと汚れに作用してくれます。
色々試しても効果を実感できなかった人に試してほしいのが、重曹とクエン酸でパックをする方法です。
汚れが気になるところに重曹を撒いて、重曹2に対して1のクエン酸水をかけます。
空気が入らないようにラップを上から貼り付けたら20~30分程度放置します。
その後に、ラップを外してブラシで擦り、お湯で洗い流すと綺麗に汚れが落とせます。
汚れによっては重曹やクエン酸では上手く落とせないこともありますが、汚れの種類を見極める、ラップなどを上手く活用するなどすることで、効果的な対策ができるでしょう。
お風呂の床の黒ずみの予防法もご紹介
黒ずみが気になってから掃除をするだけでなく、日頃から予防をすることで掃除をする手間も減らせます。
予防方法では、まず入浴後に45℃以上のお湯で汚れを洗い流しましょう。熱いお湯をかけることで汚れもカビも落ちやすいです。
水気が残っていると汚れの原因ともなることから、体を拭いた後のタオルなどを使って床の水分を拭き取る、換気を良くすることが大切です。
お風呂の床や浴槽の黒ずみが何となく気になる程度なら重曹だけでもOK!
色々な道具を揃えるのは面倒ですが、ちょっとした汚れであれば重曹だけでもケアすることができます。
ケア方法はとても簡単で、気になるところに重曹を撒いて、ブラシやスポンジなどを利用して均一になるようにひろげます。
2時間以上放置してから、ブラシで擦って汚れを落として洗い流すだけです。
日頃から掃除をすると、黒ずみのない浴室を保つことにもつながるでしょう。
お風呂の床の黒ずみ掃除では洗剤を馴染ませるのがポイント
汚れに効果的な洗剤を使ったとしても、吹き付けてすぐにこすっても上手く汚れが落ちてはくれません。
浴室のタイルやフロアの汚れは、想像以上に頑固なので、洗剤を撒いてから一定時間馴染ませることが大切です。
馴染ませて汚れが落ちやすくなったタイミングでこすることで上手く汚れが落とせるでしょう。
長い時間かけてついてしまった汚れほど、しっかりと洗剤を馴染ませてから掃除をすることが大切です。
まとめ
汚れにはいくつかの原因があり、この原因の違いによって使う洗剤も違ってきます。
色々な汚れに対応するためにも、事前に掃除道具を揃えておくことが大切です。
汚れを長く放置するほど落ちにくくなるので、こまめに掃除や換気をして予防をしましょう。
頑固汚れには、しっかりと洗剤を馴染ませてからブラシなどでこするのがコツです。
効果的な掃除をすることで綺麗な浴室を取り戻せるでしょう。