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初盆に孫が欠席するのは非常識?良い対応方法を紹介

祖父や祖母の初盆に孫が欠席するのは非常識なのかと悩みますが、マナーを守れば問題ないでしょう。

良い対応をすることで、欠席しても親族との関係が良好に保てます。

ここでは、欠席するときの対応、手紙や香典の送り方、別日に行くときのお供え物などについて紹介していますので、欠席することの悩みもすぐに解消できるでしょう。

初盆に孫が行けない場合はどうするの?

「祖父・祖母の初盆に内孫が欠席するのは非常識なのか」、「祖父に孫が出席しなければいけないのか」、 「参列したいけどどうしても外せない用事がある」など、様々な疑問や不安を感じている人がいます。

このような場合には、施主にお詫びの手紙と香典を送ると良いでしょう。

連絡をすることもなく欠席するのは非常識ですが、丁寧に自分の都合を説明したうえで欠席するのは非常識ではありません。

遠方で生活している人は、交通費や宿泊費なども気になり参列に抵抗がある人もいるかもしれませんが、法事は故人の冥福を祈るだけでなく、親族が集まる場でもあり、家族の絆を強めるタイミングでもあります。

上手く都合を付けられるなら手紙で済ませるのではなく、法事やお葬式に参列して、故人の冥福を祈り、親族との絆も深めましょう。

当日は都合がつかず、別の日なら訪問できるのであれば、当日の法要は欠席すること、別日に訪問することを伝えるのも良い方法です。この時には、訪問するときに香典も一緒に持って行きます。

やむを得ず欠席する場合は、施主側の準備の都合に十分配慮し、早めに欠席の返事をしましょう。

そして法要当日までに供物か金子(お金)を届けられるように手配をしましょう。金子(お金)は不祝儀袋に入れ、出席できないことのお詫びと追悼の手紙と一緒に現金書留に入れて送りましょう。

また、お供えアレンジメントを施した献花を故人へのお詫びの気持ちを形にすることで、施主さまとご家族の印象に残ることでしょう。

一周忌や初盆・新盆に孫が欠席するときの手紙はどう書くの?

欠席するときには、香典と一緒に手紙を同封してお詫びを伝えるのが一般的ですが、どのような内容を書いたらいいのかと悩む人もいるでしょう。

一周忌や初盆・新盆に欠席するときの手紙では、出席できない理由をしっかりとかくことがマナーです。

まずは、法要への招待してもらったことへの感謝を伝え、その後に欠席する理由、欠席することのお詫びを書くと良いでしょう。

初盆参りできない時の香典の書き方・送り方

香典の表書きには、「御仏前」、「御佛前」、「御供物料」などの書き方がありますが、お供え物に利用してもらうという意味の「御供物料」と書くのが無難です。その下に、氏名をフルネームで書きます。

この時に注意が必要なのが、濃い墨で書くことです。通夜や葬儀の香典では薄墨で書くのが一般的ですが、それ以外では濃い墨で書きます。

郵送するときには、お盆前に届くように送りましょう。送るときは一般郵便ではなく、現金書留に手紙と香典を入れて送ります。

初盆に孫が欠席して別日に訪問するときのお供え物は何がいいの?

別日に訪問するときには、香典だけでなくお供え物を持って行くのが一般的ですが、この時のお供え物は何がいいのかと悩む人もいるでしょう。

お供え物は、祖父や祖母が好きだったものを持って行っても良いですし、一般的なお盆のお供え物を用意しても良いでしょう。

一般的なお盆のお供え物としては、

  • 線香
  • ロウソク
  • 果物の詰め合わせ
  • お菓子(日持ちをするもの)
  • 水ようかんやゼリー
  • ジュース(箱入り)
  • 昆布や海苔

などがあります。


初盆で孫が欠席することを電話で伝えてはダメなの?

欠席することを、手紙ではなく電話だけで伝えてはダメなのかと思っている人もいるでしょう。

この時の対応は、どんな方法で招待されたのかで決めると良いでしょう。

電話で初盆に招待されたのであれば電話で伝え、手紙やはがきで知ったのであれば手紙を書いて欠席を伝えるのがマナーです。

手紙で伝える場合でも、送る前に電話で欠席することを伝えることも大切です。

まとめ

初盆に行けない時には、欠席する理由を手紙で伝える、別の日に訪問するなどの対応法があります。

手紙には、しっかりと欠席する理由を書くのがマナーです。手紙や香典を送るときには、現金書留を使って送りましょう。

別日に訪問するときには、故人が好きだったものや一般的なお盆のお供え物を用意することも大切です。

電話で招待されたのであれば、手紙ではなく電話で欠席を伝えても問題はないでしょう。

正しいマナーで対応することで、これからも親族と良好な関係が保てるようになります。