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妊婦の車移動は大丈夫?リスクや対策法をご紹介

妊婦の車移動では不安を感じることもありますが、移動では様々なリスクがあることを知ることが大切です。

リスクを知っておくことで、事前に対策や工夫をすることができます。

ここでは、妊婦さんが交通手段を利用することでのリスクや対策法について紹介していますので、移動時の不安もすぐに解消できるでしょう。

 


妊婦の車移動ではどんなリスクがあるの?

妊婦さんも安定期に入れば車移動で遠出をすることもあるでしょう。そんな妊娠後期車移動では、どんなリスクがあるのか知っておく必要があります。

妊娠前はあまり感じなかった車の揺れも、妊娠中は大きな負担となることがあります。

走っていれば多少の振動はありますし、何か飛び出してくれば急ブレーキを踏むこともあるでしょう。そんな時の揺れによって、お腹や腰に痛みを誘発させることもあります。

長時間同じ姿勢で座っていればエコノミー症候群と同じ症状を引き起こすことがあります。この症状は、通常の状態でもなるため、妊娠中ではさらになりやすいと考えておく必要があります。

また、妊娠中は頻尿になりやすく、すぐにトイレに行けない環境では膀胱炎になってしまう可能性もありますし、揺れによって吐き気がしたり、ツワリを誘発したりする原因になります。

このように、妊婦さんが車で移動するときには様々なリスクがあります。

 


妊婦さんの車移動での不安や悩みを解消する方法

ネットでも、妊娠4ヶ月の人が、結婚式に出席するために車で6時間移動したいと考えているのですが、体に負担がかからないか不安という質問をしています。

妊婦さんは車の振動だけでもリスクになりますが、このリスクや不安を解消するためにも、

  • こまめに休憩をとってトイレを済ませる
  • 背もたれを倒せる座席に座る
  • ゆったりとした服装にする
  • 腰にクッションを置く

などの工夫が大切です。

こまめな休憩はトイレに行きやすいですし、背もたれを倒せる席ならエコノミー症候群の対策になります。

妊娠中は車の振動だけでなく、体の締め付けでもストレスを感じます。乗車するときにはシートベルトでストレスを感じることもありますが、締め付けの少ない服装にすることでストレス軽減になります。

腰にクッションを置くだけで、痛みの軽減にもなるでしょう。

自分で運転をするときには、

  • いつも以上に慎重な運転を心掛ける
  • 少しでも体調に不安がある時は運転をしない
  • できるだけ良く知っている安全な道を選ぶ

などの工夫が大切です。

車の振動によって胎児の発達に影響は少ないとされていますが、健康な赤ちゃんを産んでママさんになるためにも慎重な行動をしましょう。

元気な赤ちゃんを産んで育児に頑張るためにも、車での移動では自分の体を一番に考えることが大切です。

 


妊婦さんの車移動以外の交通手段の注意点

近くのスーパーなどに買い物に行くときには、自転車を使う人も多いことでしょう。この時に、自転車を使った方が良いのか、控えた方が良いのかと悩む人もいるでしょう。

この時には、どちらが楽なのかで判断します。荷物を持って歩くのが大変だけど、自転車に荷物を乗せると楽に移動できるなら、自転車を使った方が良いでしょう。

自転車を使う方が負担と感じれば、歩いてお店まで行く方が得策です。

電車を利用するときには、階段の昇り降りには注意が必要ですし、席に座れないことも想定して体調が良い時に利用する必要があります。

バスは座席のスペースが狭いため、座っていてもツライと感じることがあります。

ただ、立っていると急停車や急ブレーキでよろける可能性もあるので座っている方が安全です。席が一杯の時には1本見送ることも考えましょう。

飛行機なら乗り心地も良いのですが、空港に行くまでの移動手段で電車やバス、車などを利用する必要があります。また、臨月に入ったタイミングで乗るときには、医師の同意書や同伴が必要になることもあります。

 


夫などに運転してもらって車移動する妊婦さんは自分の状態を伝えておくことも大切

妊娠後期になれば体調が良い日も多いですが、疲れを感じやすくなったりトイレが近くなる、また歩くスピードが遅くなったりします。

このことを同乗者が知っていないと、あなたの体調を意識して対応していないために負担を感じるもあるでしょう。

このような状況を避けるためにも、車に乗る前に事前に自分の体調のことを伝えます。

そのことで、同乗者も今のあなたの状態を知ることができて、適切な対応をしやすくなります。自分の体を守るためにも、一緒に居る人に自分の体調を事前に伝えておきましょう。

 


妊婦さんが車移動で遠出するときには医師に相談しよう

妊婦さんの車移動では様々なリスクがあります。体調が良いと、普段通り生活しても問題ないように感じますが、この時期はちょっとしたことで体調が急変することもあります。

体に負担がかかれば、切迫流産や早産、胎盤剥離などを引き起こす原因ともなります。

早産となれば、生後でもほっておけば4~6時間も寝ることもあり、無理に起こしてでもミルクをあげる必要があり、育児は何かと大変になってしまいます。

このようなことが起こらないようにするためにも、遠出をする前には医師に相談して、体に問題ないかをよく確認しておきましょう。

今の状態をよく把握している主治医に意見をしてもらうことで、安全に遠出をすることもできるでしょう。

 


まとめ

妊婦さんの車移動では、体に大きな負担となることもあります。移動中には、こまめに休憩をとったり、ゆったりとした服装にしたりするなどの工夫が大切です。

自転車やバス、電車など、車以外の移動でも様々なリスクがあることからも注意するようにしましょう。

車の運転をしてもらう時には、事前に自分の体調のことを伝える、遠出をするときには医師に相談することが大切です。

様々なリスクを想定して対策や工夫をすることで、妊娠中の移動のリスクも軽減できるでしょう。