還暦祝いをしない方が良いとする風習もありますが、大切なのは互いの気持です。
お互いに納得できる形であれば、良い祝いをすることができるでしょう。
ここでは、お祝いをするべきなのか、本人がして欲しくないと思う時の上手い方法、注意点などについても紹介していますので、悩みもすぐに解消できるでしょう。
還暦のお祝いはしない方がいいの?
還暦のお祝いをすると、地域によっては良くないことが起こるとされ、するかしないかで悩んでいる人もいるでしょう。
これは、あくまでも迷信の一つであり、したからといって必ず病気になったりするわけではありません。
そのため、縁起が気にならないのであれば、お祝いをしても問題ないです。
ただ祝う側が気にしなくても、祝ってもらう本人が気にするケースもあります。
ネットでも、周りはしたいと考えているのに、父が良くないことが起こることを気にしていて、どうしたらいいのかと質問をしている人もいます。
この質問に関しては、還暦だからという言葉を一切言わずに、家族で旅行をしたという回答がされています。
本人が気にするなら還暦は隠して、日頃お世話になっていることの感謝の気持ちとして何かプレゼントするのも良いですし、経済的に難しいのであれば感謝の気持ちを言葉で伝えるのも良いでしょう。
何もしないことで家族の関係が不仲となっているケースもあるようなので、父親や母親の気持ちを確認して行います。
女性は還暦祝をしないものなの?
地域によっては、女性はしないケースもあるようです。
昔は、家督を後継者に譲る意味もあり、女性はしないとされていたようです。
昔はこういった風習がある地域も多かったのですが、現代では男女関係なく同じように行うのが一般的です。
ただ、本人が地域の風習を大切にしているケースも考えられるので、するかどうかは本人の気持ちをよく確認してから判断をしましょう。
結局のところ還暦祝いはする?しない?
結局のところどちらがいいのかと悩む人もいるかもしれませんが、するかどうかは本人次第になるでしょう。
本人がしてほしくないと思うのであれば、還暦という言葉は一切言わずに、誕生日に少し豪華にしてみましょう。本人が縁起や風習を気にしないようであれば、親族を集めて盛大に祝います。
本人も周りも納得できる形でお祝いをしましょう。
還暦祝いをしない時には贈り物にも気をつけよう
祝いの時には、赤いちゃんちゃんこと頭巾を身に着けるという昔からの仕方もあることから、赤をモチーフとした贈り物を用意する人も多いです。
還暦を隠すのであれば、連想させる赤いものは避けます。
また、老眼鏡や補聴器などを贈ると、年寄扱いをされていると思われてしまい、相手に不快な思いをさせることにもなるかもしれません。
何か物を送りたい時には、年寄扱いされていると思われない、実用性があるようなものを選びましょう。
本人が欲しがっている物をよくリサーチして、実用性の高いものを贈ると長く使ってもらえます。
旅行などを計画しているのなら、夫婦で行きたいような場所を聞いておきましょう。
せっかくのお祝いですから、相手に不快な思いをさせない気遣いをして、喜んでもらえるような贈り物をしましょう。
還暦祝いは兄弟そろわない時はしない?
兄弟が遠方で暮らしている、仲があまり良くない人は、そろってする必要があるのかと悩んでしまいます。
家族そろってするのが一番良いですが、大切なのは気持ちです。
集まるのが難しいのであれば、各自で都合がいい時にするのも良い方法です。
数え年の61歳になった時にしますが、時期は気にせず揃いやすいお正月やお盆などを活用しましょう。
まとめ
お祝いをしない方が良いという風習もありますが、縁起を気にしなければしても問題はありません。
昔は男性だけしていた地域や時代もあったようですが、現代では男女関係なく行われています。
贈り物をするときには、年寄扱いされているという印象を受ける物は避けて、長く使える実用性が高い物を贈りましょう。
兄弟そろっていなくても、各々で都合の良い時にするのも良い方法です。
互いに納得できる形でお祝いをしてあげることで、良い祝いとなるでしょう。