布団干すときには湿度が気になりますが、この時に最適な湿度があります。
適切な湿度を知ることで、良いタイミングで干すことができるでしょう。
ここでは、適切な湿度、干し方などを紹介します。
タイミングやケア方法を知ることで、布団の悩みもすぐに解消できます。
布団干すのに適切な湿度ってあるの?
天候の良い日に布団干すときに気になるのが湿度です。
湿気が多い時に干してもあまり効果がないのではと思ってしまいます。
干すのに良い湿度は、40%以下が目安とされています。
湿度を確認して、40%以下になるような日は絶好の布団干し日和となります。
湿度の高い時は布団干すには不向き?
湿度が40%以下になれば布団干しには良い日となるのですが、雨の多い季節では湿気が多く、最適な日に干すのは難しいでしょう。
湿気が多い日でも、干せば紫外線による殺菌効果やダニ退治、含まれる水分を蒸発させる効果があります。
そのため、天候の良い日なら多少湿気が多くても干した方が良いでしょう。
綿や合成繊維、羊毛などは、しっかりと陽に当てて週に1回~2回、羽毛は干しすぎると痛める原因にもなるので、月に1回~2回を目安に干します。
曇りの日が続く場合には、室内で除湿機やエアコンを活用する、雨の次の日では気温が上がり湿度が下がり始める10時以降に干すなどの工夫をするのも良い方法です。
布団干す時は湿度だけでなく干し方を工夫しよう
庭があるのなら干すのも手軽にできるかもしれませんが、マンション暮らしでは干すのも大変と感じることもあります。
ベランダがあれば、ベランダに干すこともできますが、ベランダがない、ベランダでの布団干しは禁止となっている場合には、どうやって干せばいいのかと悩んでしまいます。
ベランダにかけて干せない時には、椅子を二つ置いて布団を干します。
ベランダがない場合は、窓にかけて干す、布団乾燥機を使うと良いでしょう。
干すときには花粉や鳥の糞対策も重要です。
この対策では布団干し袋や布団カバーを活用します。このことで花粉や鳥の糞から布団を守れます。
布団干すときは湿度だけでなく干す頻度も重要
普段からあまり布団を干さない人は、湿度などを気にしながらそんなに頻繁に干す必要があるのかと思う人もいるでしょう。
人は寝ている間にコップ一杯の汗をかくと言われ、その30%は布団に吸収されます。
そのため、布団の湿気が溜まって、ビやダニが繁殖しやすい環境となってしまいます。
布団は素材によっては水分を吸収しやすく湿気が溜まりやすいという特徴もあり、干さないと衛生的にも問題が出てきます。
衛生的に良い環境の布団にするためにも、よい日を選んで干しましょう。
適切な湿度の時に布団干す時には布団を叩いた方がいいの?
天気の良い日を選んで干した時には、布団叩きなので叩いて、ほこりやダニを取り除きたいと思っている人も多いことでしょう。
しかし叩くことで、布団の繊維などを吸い込んでしまって、健康に悪影響を与えることがありますし、叩くと表面にいるダニは布団の中に入ってしまうと言われています。
そのため、叩くよりも掃除機で吸い取るのが良いとされています。
ダニの死骸などはアレルギーの原因ともなることから、布団だけでなくマットレスなども掃除機をかけて清潔に保つようにしましょう。
まとめ
布団干しの最適な湿度は40%以下が目安です。
ただ、これ以上の湿度であっても天候の良い日に干すことで、布団を乾燥させる、殺菌などの効果が期待できます。
天候が悪い日が続く時でも、室内で除湿機や布団乾燥機などを使って乾燥させることで良い効果が期待できます。
毎日使うことになる布団を清潔に保って、快眠が得られる環境を整えましょう。