急に引き戸が重いと感じることもありますが、これにはいくつかの原因があります。
自分で対応できればすぐに改善ができます。
ここでは、原因だけでなく対処法や注意点なども紹介します。
原因がわかることで自分でも対応でき、原因によってはすぐに重たいという症状を簡単に改善させることができるでしょう。
引き戸が重いと感じる原因とは
引き戸が重いと感じることがありますが、この時には何が原因でこのような状態になったのかと思うことでしょう。
この症状の原因はゴミが詰まっているケースが多いです。何年も使っているとゴミがたまっていき、引き戸の下についていると車と呼ばれるタイヤがうまく回らないために重く感じます。
またレールが摩耗したり錆びたりすることでも重く感じでしまいます。
引き戸が重い時の対処法
対処法としては、
- ゴミを取り除く
- レールを掃除する
- 潤滑油を使う
- 戸車を交換する
などの方法があります。
敷居では、
- 敷居すべりテープを貼る
- スプレータイプのすべり剤を使う
- ロウを塗る
などの方法があります。
引き戸が重いのは温度差が関係していることも
引き戸を外してみてもゴミが詰まっているわけでもなく、戸車も正常に回るのに引き戸が重いと感じることもあります。
暖房を使う時には、部屋の内と外とでは大きな温度差です。この温度差によって戸が反ってしまい固いと感じることもあります。
この時には、戸を開けて温度差をなくすことで改善することもあります。
引き戸が重いのは建てつけに問題があることも
引き戸が重いと感じるのは、建てつけに問題があることもあります。
この建てつけの悪さは、工事の不備によっても起こりますが、多くが地震や地盤沈下によって起こります。
この時にも自分で直そうととする人もいるかもしれません。車が壊れている時にはネジを外して新しいものに交換するだけで直ります。
しかし立て付けの場合には建築の専門的な知識が必要です。そのため自分で修理しようとするのではなく、業者に依頼をして直してもらいましょう。
引き戸が重い時にやってはいけないこと
重いと感じる時には、レールや戸車の掃除によって改善できます。この時に注意したいのがアルコールを使うことです。
アルコールを使うときれいに汚れも落ちるのですが、このことで戸車やレールを錆びさせてしまう原因になります。
また油を使いすぎれば埃などが付着しやすくなって重くする原因ともなります。
日頃からこまめに掃除をすることでゴミもたまりにくくなって、戸が重いという状態も起きにくくなるでしょう。
まとめ
戸が重い時には、何が原因になっているのかをまず確かめてみましょう。多くが、ゴミがたまっているために戸車が回らなくなってこの状態になっているようです。
いろいろ確かめても原因がわからない時は、建てつけに問題がある可能性もあるので、専門業者に確認してもらうと良いでしょう。
日頃から清掃をしておけば、このような症状が起きることもなく快適に生活を送れます。
こまめに清掃をして症状が起きない環境を整えましょう。