自分が厄年になることで家族に不幸が起こるのではと不安になりますが、うつる心配はないでしょう。
ただ、注意するべき年でもあり、不安を解消できる対策をしておくことも大切です。
ここでは、家族にうつるのか、この年に起こりやすいこと、厄払いについて紹介します。
良い対策をすることで、すぐにでも不安を解消できて家族みんなが安心できる環境を整えることができるようになるでしょう。
厄年は家族にうつるの?
自分の厄年で、自分だけでなく家族まで不運が訪れるのではないかと心配な人もいるでしょう。
家族にうつるという根拠はないのですが、この年に家族に不運が訪れた人もいるようです。
ただ、これは厄年だからということで起きたのではなく、年齢を重ねたことでの環境や肉体の老化が影響しているようです。
男性なら数え年で25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳が厄年です。それぞれで、初めの年を前厄、次が本厄、最後の年が後厄と呼ばれています。
これらの年齢の時には、本人だけでなく周りの親や親戚も一定の年齢に達しています。
一定の年齢になれば責任のある立場によってトラブルが起きやすいですし、老化によって病気にもなりやすくなります。
これらのトラブルや病気が、たまたま自分が厄年になった時に起きたと考えるのが自然なことでしょう。
そのため、厄年に周りの人に不運が訪れたとしても、これは厄年が原因でなく、偶然に起こったと考えるべきでしょう。
家族にうつるのではないかと心配の厄年は何が起こるの?
厄年では、一般的に何が起こるとされているのか気になる人もいるでしょう。
【前厄】
前厄では、お金に注意が必要な年と言われています。お金を失いやすいので、現金を多く持たない、盗難に気を付ける、ローンの契約や大きな買い物を避けると良いでしょう。
また、この年は縁が離れやすく、訴訟運が強くなると言われているので、人間関係や訴訟に注意が必要です。
悪いことだけでなく良いこともあり、直感が冴え、人気運があるので、新しい企画を考えたり注目を浴びたりするような行動が良いとされています。
【本厄】
本厄では健康に注意をする必要があります。病気だけでなく、思わぬ事故や怪我にも注意が必要です。
悲観的になりやすい時期でもあることから、前向きに考える、考えすぎないことも必要になるでしょう。
この年は学ぶこと、異性関係が吉とされ、資格取得を目指す、独身の人なら結婚をするのにも良い年ですし、既婚者なら子宝にも恵まれやすいです。
【後厄】
この年は、冷静さが必要な年で、急ぐと失敗しやすいです。何事も計画を立ててから行動をするようにしましょう。
前向きに考えるのが良いとされる年なので、厄年が明けた後の未来のことをゆっくりと家族と一緒に計画を立ててみることをおすすめします。
厄年のお祓いは家族一緒に行くべき?
自分が気にしていなくても、家族が厄年を気にしていることもあります。
そのため、神社で厄除けのお祓いをしてもらう時には、家族一緒に出かけると良いでしょう。
厄年を気にするあまり不幸を呼び寄せてしまう可能性もあります。
家族や親戚と一緒にお祓いをすることで安心感が得られるという効果が期待できて良い対策となります。
神社によっては、祈祷料は本人だけで良いという所もあるので、料金が気になる人はそのような神社を探して出かけると良いでしょう。
厄年のお祓いは家族が代わりに受けても効果はあるの?
厄年だけど仕事が忙しくてお祓いに本人が行けないこともあります。
このような場合には、家族の誰かがお祓いに行くケースもあるようです。
本来であれば本人が行くのが一番良いのですが、どうしても行けない場合には、他の家族がお祓いに行ってお札やお守りをもらってくるのも良い方法です。
厄年にお祓いをしてもらったのに家族に災難がある場合は家もお祓いをしてもらう
この年のお祓いでは、神社に出向いてしてもらうだけでなく、「方難除け」、「住所の清祓い」もしてもらう人も多いようです。
人だけでなく、家にも対策を行うことで安心して生活を送れると感じることができるでしょう。
厄除けの祈祷では、有名な神社や寺院で行うことが多いですが、この「方難除け」や「住所の清祓い」は氏神神社がおすすめです。
氏神様は、近くに住んでいる人を守ってくれる神様です。
家から最も近い神社にお願いをすることで、良い効果が期待できるでしょう。
まとめ
自分が厄年になったことで家族に不運が訪れるのではないかと心配になりますが、この年に何か家族に災難があったとしても、それは厄年だからということではなく偶然に起きたことでしょう。
ただ、この年は環境や体に変化が起こりやすい時期でもあるので注意は必要です。
家族一緒にお祓いをすると、不安も軽減されて安心して生活も送れるようになるでしょう。
お祓いなどをしてもらって、家族みんなで安心できる環境を整えましょう。