冷蔵庫のカビの掃除はどうすればいいか悩んでしまいますが、この時には塩素系の漂白剤を使うと良いでしょう。
漂白剤を使うことで効果的な掃除をすることができます。
ここでは、掃除の仕方だけでなく、カビが発生する原因、長期間保管する場合のカビ対策などについて紹介します。
掃除方法は簡単なので、すぐにでも対策をすることができるようになるでしょう。
冷蔵庫のカビの掃除方法
冷蔵庫のカビを掃除する時には、まず冷蔵庫のスイッチを切ります。
塩素系漂白剤を水で2~5倍程度を薄めて、冷蔵庫の中にスプレーして30~1時間程度扉を閉めて密閉します。
後はスプレーした漂白剤を綺麗に拭き取って、扉を開けた状態で乾燥させましょう。
塩素系ではニオイが気になる人も多いですが、消毒用のエタノールや重曹水で拭き取ることでニオイを解消させることができます。
塩素系のガスは金属を腐食させる可能性があることから、スプレーして密閉するのは長くても1時間くらいまでとしておきましょう。
冷蔵庫のカビの掃除方法を知ったら発生する原因も知ろう
冷蔵庫を長期間保管しておくと、知らない間にカビが発生していることがあります。
扉を開けていないのにどうしてカビが発生するのかと疑問に思う人もいるでしょう。
カビはどこにでもいて、水分や栄養分などがあり、生息できる場所ならすぐに繁殖してしまいます。
そのため、冷蔵庫を長期間保管する場合には、綺麗に清掃するなどして繁殖させない工夫が必要です。
冷蔵庫のゴムパッキンにカビが発生した時の掃除法
ゴムパッキンにカビが発生した時には、うまく清掃できないと感じている人もいるでしょう。この時にはゴムパッキンを取り外します。
ゴムパッキンは取り外すことができるようになっていて、取り外してから塩素系漂白剤につけておくことで、カビ取りをすることができます。
取り外したくない時は拭くだけでも良いですが、細かい部分までしっかりと取り除きたいときには取り外しての清掃が良いでしょう。
ただ、ゴム製品は強い薬品を使うと傷んでしまうので、漂白剤を5倍程度に薄めて使うことをお勧めします。
冷蔵庫の掃除だけでなくカビ臭さの対策もしたい!
カビを取り除くだけでなく、カビ臭さも解消したいと考えている人もいるでしょう。
そんな時に効果的なのが、重曹や木炭、コーヒーカスです。
洗濯機の汚れにも効果的な重曹を、小さな瓶に入れて置いておくだけで消臭効果が期待できます。
100g程度の木炭を布袋に入れて置くのも良いでしょう。木炭には臭いを吸収する効果があるのでカビ臭さ対策にも有効です。
コーヒーをよく飲む人ならコーヒーカスを利用する方法もあります。コーヒーカスをしっかりと乾燥させて布袋やフィルターに入れて活用します。
コーヒーカスにも消臭効果や除湿効果があり、ニオイ対策には有効です。
カビ掃除に悩まされない冷蔵庫の保管方法
冷蔵庫を保管する場合には、食品や氷などをなくして、空っぽの状態で電源プラグを抜きます。
冷蔵庫の中の水分を全て拭き取ったら、扉を開けた状態で2~3日乾燥させましょう。
しっかりと乾燥させることでカビ防止、ニオイ対策をすることができます。
乾燥させたら、アルコールなどで除菌することで効果的な対策になります。
まとめ
新しい冷蔵庫に交換する時に、もしかしたらまた使うかもしれないと古い冷蔵庫を保管しておきたい時もあります。
そんな時に、何も対策をせずに長期間保管しておくとカビが繁殖してしまうこともあります。
このようなことが起こらないためにも、保管する時にはカビ対策をしておくことが大切です。
カビが発生した時には、クリーニング業者を利用する方法もあります。
業者を利用するとしっかりとしたクリーニングをしてくれますが費用が気になります。
自分でクリーニングをする場合でも、塩素系漂白剤で掃除をすることで綺麗にカビを取り除くことができて、カビの悩みも解消することができます。