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サービス業の種類を解説 基本は6種類

サービス業といっても詳しい種類について実は知らない方も多いと思います。接客業を思い浮かべる方が多いと思いますが、それ以外にも多くの業種が該当します。

今回は、サービス業の基本的な6種類を解説しつつ、業界や職種の違いについても触れていきます。就職や転職の際に役立つ知識なのでぜひ頭に入れておきましょう。

 

サービス業はいろいろな種類がある

サービス業というと、接客業や美容関係の仕事などいろいろな種類を思い浮かべると思います。ただ、サービス業というものの内容については少々分かりづらい部分があります。

サービス業は、販売職、技術職、専門サービス職と公共サービス職、事務・営業職とクリエイティブ職に分かれます。業界と職種の違いにより、営業職もサービス業という枠の中に入れることができるのです。

業界とは、その会社が属する場所をいいます。スーパーやコンビニは物品を販売するので、販売業ですね。

その中で営業や事務をする人たちは、販売業の会社に勤める営業職、事務職となるわけですね。職種とは仕事の種類、業界とは会社の種類ということになります。

サービス業が幅広いのは、物を販売したり、何かのサービスを提供したりという様々な仕事を含んでいるからです。情報の提供などもサービス業になるのです。

 

サービス業の種類・販売職と技術職

サービス業といえば思い浮かぶのは販売職だと思います。家電量販店でスマホやパソコンをアピールする販売員さんもそうです。

パソコンスマホだけでなく、アパレルや食品の販売も含まれます。また、販売職には接客業も含まれています。

接客業の種類にはホテルスタッフや美容師があり、無形のサービスを販売しているので、販売業ともいえるのです。接客業以外の仕事についても、電話でのサービス提供などがサービス業に含まれます。

技術職は整備や修理、運転、プログラム、設計など自分の技術を提供する仕事です。技術職には物品の販売は含まれませんが、技術という価値を提供しているので、販売職にも共通する部分があります。

 

サービス業の種類・専門サービス職と公共サービス職

専門サービス職は、専門的な知識が必要な仕事を指します。医師や看護師、介護、保育など有資格者が提供するサービスがほとんどです。

他のサービス職よりも高い知識や技術が求められる職種であり、国家資格が必要なものが多くなっています。給料も高いですが、それだけ難しいものであるともいえますね。

公共サービス職は、公務員、警察官、消防士、教員などをいいます。もともと公共サービスといわれていたので、イメージしやすいかもしれませんね。

専門サービス職、公共サービス職どちらも資格や試験の合格が必要になるものが多く、他よりも専門的な職種です。公共サービスは利用する人が住民となり、税金によって給料が支払われます。

より厳しいチェックにさらされる職種であることも特徴です。

 

サービス業の種類・事務・営業職とクリエイティブ職

事務や営業職についても、物品やサービスの提供という面ではサービス業に含むことができます。大きな意味では、人に何かを提供する仕事に携わっている場合、サービス業であるといえます。

サービス業にクリエイティブ職が含まれるのは意外に思う人も多そうです。クリエイティブ職は、俳優、声優、アナウンサー、ダンサー、芸術家も含むことができます。

本人がどう思うかは別として、夢や希望、感動を提供するという意味ではサービス業となるのです。

 

サービス業の種類はなぜこんなに幅広いのか?

サービス業は販売や接客だけでなく、クリエイティブ職まで含むほどの幅広さがあります。もともと定義がそれほどしっかりとしていないので、今まで挙げた職種以外にもサービス業は存在します。

サービスという言葉は、第三次産業を指すものとして使われます。第三次産業は、目に見えないサービスや情報などを扱います。

金融、保険、卸売り、小売、サービス業、情報通信業などで、様々な業界を含んだものだといえますね。何らかの価値を提供すると考えるから、クリエイティブ職も含まれるわけです。

私たちが仕事をしたり、物を買ったりするのは、誰かにサービスを提供したり、サービスの提供を受けていることになります。だからこそ、サービス業はこれだけ幅広い職種を含むことになるのです。

 

まとめ

サービス業は非常に幅広く、私たちの生活に根ざしたものです。ほとんどの人がサービス業に従事しているといってよく、これがなければ私たちの生活は成り立ちません。

新卒や転職でサービス業を志望する人も多いと思いますが、社会に根ざした幅広い分野の業種です。