せっかく完璧にできたケーキ、ドーナツやクッキーをアイシングで台無しにしてしまった。。
アイシングはお菓子の見た目には一番大切な部分ですよね。
固まりにくい理由を知ることで、納得できるデコレーションもできるようになるでしょう。
アイシングが固まらないのは、複数の理由があります。ここでは、固まらない理由や対策について紹介します。
今まで固まらないことが悩みの人も、すぐに悩みを解消できるでしょう。
アイシングが固まらないのはなぜ?
アイシングが固まらない時には、まずその理由を知っておく必要があります。
理由としては、
- 乾燥時間不足
- 部屋の湿気が高い
- アイシングやクッキーの水分が多い
などが挙げられます。
アイシングが固まるまでには半日から一日くらいかかることも多く、厚みによっては翌日になっても乾かないこともあります。
部屋の湿気が多ければ固まらないこともあります。
100℃ぐらいの低温で焼く、ドライヤーで加熱するなどの方法では、含まれるバターが溶け出してひび割れの原因になるので注意をしましょう。
オーブンに使い慣れている人なら、40℃以下の発酵モードで固める方法もあります。低温で乾燥させることでヒビ割れを防げますが、くれぐれも加熱し過ぎには注意しましょう。
アイシングやクッキーの水分が多ければそれだけ乾燥にも時間がかかります。柔らかくしたい時には水分の量を増やしますが、この量が多ければ固まりにくくなってしまいます。
1日置いても固まらないようであれば、アイシングの配合に問題がある可能性があるので、レシピを見直して正確に作ることが大切です。
お菓子のアイシングが固まらない時の工夫するポイント:レモンアイシング
上手く固まらない、早く乾かしたいと考えている人は、湿気を取ることを考えてみましょう。
乾燥剤を入れた密閉容器に入れるのも良いですし、エアコンの除湿機能を使って部屋の湿気を取るのも良いでしょう。
レシピ通りに作っているのであれば、湿気に気をつけるだけで上手く乾かすことができます。
レモン汁やクエン酸をアイシングに入れると乾燥を早める効果が期待できます。
入れる量は卵白一個に対して小さじ一杯程度なので、味が変わってしまう心配も少ないでしょう。
アイシングを作る時には卵白を使用しますが、水分が多いと感じる時には乾燥卵白を使うのも良い方法です。
近くのお店では置いていないかもしれませんが、ネットなら税込でも100g数百円で購入可能です。
乾燥卵白は固さの調整にも使えるので購入しておくと良いでしょう。
アイシングがゆるい時に冷蔵庫は活用できる?
湿気が問題なら、湿気の少ない冷蔵庫に入れれば良いのではと思う人もいるでしょう。
しかし冷蔵庫に入れると、水分が表面に出てくる、艶がなくなる、冷蔵庫が出した時に水分がついてしまうなどの事が起こるので、冷蔵庫の利用は避けるようにしましょう。
「アイシングが固まらない」と感じている人は固まる時間の目安を知っていますか?
上手く固まらないと不安を感じてしまいますが、乾く時間はベースとして塗った時で最低でも6時間以、文字やレースなどの飾りであれば1時間程度は必要です。
表面は固まっても中が固まっていないこともあるので、最低でもこのぐらいは時間が経過してから確認するようにしましょう。
1日置いておくのが理想なので、作る時には焦らず待つことが大切です。
アイシングが固まらない時にはクッキーをサクサクに仕上げよう
クッキーに水分が多いと、その水分がアイシングに移って柔らかくなってしまいます。
このクッキーはケーキやパンなどのデコレーションに最適です。
チョコケーキやパンは、炊飯器で作るレシピなども多く紹介され、意外に手軽に作ることができます。
そんなケーキなどのお菓子の飾りとして活用できるのがアイシングクッキーです。
デコレーションに意識がいきがちですが、食べてもサクサクな状態にしたいものです。
そんなアイシングクッキーを作るためには、土台となるクッキーの状態がとても重要です。
クッキーを作る時にはバターを少なめにする、粉砂糖を使うなどがサクサクにするコツです。
クッキーをうまく作ることができれば、固まらないという悩みも解消しやすくなるでしょう。
まとめ
固まりにくいのは、乾燥時間が短かったり、湿気や水分量が関係しています。
時間をかけて乾燥させる、部屋の湿度調整をするだけでも固まりやすくなります。
ただ、乾燥しているといっても冷蔵庫を利用するのは避けます。
固まる時間の最低時間は、ベースで6時間、文字などでは1時間は必要となるので、気長に乾燥するのを待つことが大切です。
土台となるクッキーをうまく作ることで固まりやすくなり、良いデコレーションをすることができるようになるでしょう。