エンジニアと聞いてどんな種類の仕事を思い浮かべますか?エンジニアには非常に多くの種類があり、専門的な技術をもつ技師やエンジニアが幅広い分野において研究開発や製造現場の第一線で活躍しています。
エンジニアと言えば臨床検査技師など医療現場で働く専門家や、製造業で活躍する機械工学系の技術者が有名です。最近ではIT分野に関わるエンジニアが増え、エンジニアの種類はますます増えています。
今回はエンジニアという仕事に興味がある、転職したいと考えている方のために、エンジニアの種類について基本的なことをまとめました。
エンジニアの種類一覧!活躍場所は畑から宇宙まで!
エンジニアの種類1: IT業界で活躍するエンジニア
コンピューターシステムやWebサイト制作に関連するエンジニアの肩書としては、プログラマーやシステムエンジニアが有名です。
その職種は役割や技術力によって細分化しており、例えばシステムエンジニアの種類を見てもフロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、インフラエンジニアなどに分けられます。
Webサイトやアプリなどユーザーの目に見える部分だけでなく、縁の下の力持ちであるシステムの裏側を作るエンジニアも多く活躍しています。技術発展が著しく、常に最新技術を学び続けることが求められます。
エンジニアの種類2: 機械・工学のエンジニア
主にモノ作りの分野で活躍するエンジニアは、最新技術を駆使した宇宙ロケットの研究開発から昔ながらの経験を活かしてモノ作りを行う腕利きの職人まで幅広く存在します。
産業を支える自動車や船舶、航空機といった乗り物の開発や製造に携わるエンジニアは、国内に限らず海外でも信頼度の高い日本の技術を広め、人々に貢献する仕事をしています。
エンジニアの種類3: 建設や電気工事など生活に身近なエンジニア
ビルや橋、ダムなどの巨大建造物作りにもエンジニアの存在は不可欠です。
大型のショベルカーやクレーン車を操作して、巨大な建造物を安全に作るだけでなく、内部の電気関係の工事や鉄筋の溶接作業などの細かな作業でも正確性が要求されます。
エンジニアの種類4: 化学分野のエンジニア
白衣で基礎研究を行うイメージのエンジニアです。医療・医薬品や新エネルギー、エレクトロニクス、機能性素材開発などその分野は多岐にわたり、理系大学や大学院で学んだ専門知識や研究を活かすことができます。
メーカーの製品化プロジェクトにおいて、重要な役割を果たすエンジニアです。
エンジニアの種類5: 第一次産業分野のエンジニア
昔からあまり変わらないと思われている農業や林業などの第一次産業でも、最先端の技術や知識を活かしたエンジニアが活躍しています。
安全で高品質な野菜作りや自然災害に強い品種改良など、エンジニアがこれまでの第一次産業の在り方を変えていくかもしれません。
エンジニアの種類6: 医療分野で活躍するエンジニア
医療や福祉、介護とエンジニアはあまり関係が無いように思われるかもしれませんが、患者の安全や快適性を支えるエンジニアは大勢います。
医者が治療を成功させるためのチームの一員として、臨床検査技師やレントゲン技師、臨床工学士といったエンジニアの存在は不可欠です。
医療現場でモノ作りに携わるエンジニアとしては、義肢装具士が挙げられます。手足を切断した患者に適合するような世界に一つの義手や義足を作り上げます。
目指すならいったいどのエンジニア?
多様な分野で活躍するエンジニアの種類一覧を見て、興味をもった職種は見つかったでしょうか?実際にはさらに多くの現場でエンジニアという職種が求められています。
これから何らかのエンジニアを目指したいという方は、その業務内容や必要なスキル・資格、年収といった条件面が気になるかもしれませんが、まずは自分が好きな興味を持てる分野での業界研究をおすすめします。
エンジニアはどの分野においても学び続けることが求められる仕事です。好きで興味のある分野を選ぶことで、目指すために資格取得の努力をしたり、就職後に熱意をもって取り組んだりできるでしょう。
未経験から転職可能なエンジニアも!
あなたが好きで興味の持てる分野は見つかったでしょうか?しかし、いくら興味があると言っても、国家資格やかなり高度な専門技術・知識がないとなれないエンジニアもあります。
数あるエンジニアの中でも、未経験から転職しやすいのはプログラマーやインフラエンジニアなどのIT関連のエンジニアや製造業でのエンジニアです。
プログラムやインフラエンジニアはシステム構築のベースとなる職種のために需要が高く、未経験でも入社してから研修を行うとして募集を行っていることがよくあります。
製造業でのエンジニアも同様に、モノ作り人材が不足している第二次産業分野で、未経験でもOKという条件で採用募集されているケースがありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
数あるエンジニアの種類と仕事について概要となるイメージはつかめましたか?あなた自身が興味のある分野について更に深く調べていくことで、より具体的に希望するエンジニアへの道を歩むことができるでしょう。
エンジニアを目指す方にこそ、ぜひ論理的思考で計画的に希望するエンジニアになるという目標達成を目指すことをおすすめします。
今回の記事を、あなたの希望の働き方を叶えるためのキャリアデザインを作り出す第一歩として参考にしてください。
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