大学入学祝いでは、金額や渡すタイミングで悩みますが、相手との関係性や状況を考えることが大切です。
相手との関係性や状況に合った金額やタイミングなら良いお祝いをすることができます。
ここでは、相場や渡すタイミング、よく選ばれるプレゼントなどを紹介していますので、すぐに悩みや疑問も解消できるでしょう。
大学入学祝いのお祝いはどのぐらいをどのように包むのがいいの?
大学入学祝い・進学祝いの金額の相場に決まりごとはありませんが、関係性によって金額が異なるようです。
一般的には三親等以内の親族に送るケースが多く、 孫、甥や姪などでは数万円、知人の子ともであれば数千円程度包む人が多いようです。
一般的な相場では、
- 孫では3~10万円
- 甥や姪で1~3万円
- 知人の子で5千円~1万円
と考えておくと良いでしょう。
ご祝儀で現金を包む場合には、新札にするのがマナーですし、金額も4や9がつく金額は避けるようにします。
熨斗は紅白蝶結びで、お札の向きは表向きで入れます。ご祝儀袋の表書きには、「入学御祝」、「祝御入学」、「御入学祝」と書くと良いでしょう。
表書きの下にフルネームで自分の名前を書きます。
大学入学祝いはいつ渡すの?
お祝いを渡すタイミングに決まり事はありませんが、進学する大学が決まってからお祝いを用意するようにします。
入学試験に合格しても進学しないケースも考えられることからも、どこの大学に進学するのかがハッキリしてから用意するのが良いでしょう。
一般的な大学の合格発表は3月上旬から中旬です。推薦によってもっと早く入学が決まっている場合もありますが、このような場合でも3月に入ってからが良いタイミングです。
お祝いを渡すときには、本人に渡すべきか、親に渡した方が良いのかと悩む人もいるでしょう。
無難な渡し方が、本人がいる前で親に渡して、どのように使うかは親の判断に任せるという方法です。
また、 進学にあたって準備をするための資金として使って欲しい場合には親に渡す、本人に自由に使って欲しいという気持ちで渡すのであれば本人に渡しても良いでしょう。
大学入学祝いのプレゼントは大学生活で役立つものを贈ろう
お祝いでは何かプレゼントを贈りたいけど、何を贈ったらいいのかと迷う人もいるでしょう。この時のプレゼントでは、大学生活で役立つものが選ばれているようです。
このお祝いでよく選ばれているモノとして、
- 電子レンジ
- MP3プレーヤー
- デジタルフォトフレーム
- ノートパソコン
- スーツやバッグ
- 万年筆
- 電子メモ帳
などがあります。
進学するにあたって1人暮らしをする場合には電子レンジは必需品でもありますし、MP3プレーヤーで英語のリスニングの勉強にも役立ちます。
デジタルフォトフレームに家族の写真を表示しておけば、家族と一緒に生活しているような感覚にもなれるでしょう。
リクルートスーツを購入することで卒業式や就職活動でも活用できますし、万年筆はボトルインクを交換するだけで長く使え、使うほどにペン先が馴染むので書きやすくなって勉強もはかどります。
電子メモ帳があれば、授業でのメモを取るときに役立ちます。
プレゼントをする時には手紙やメッセージカードなどを添える人も多いです。
手紙を書きたいけど、何を書いたらいいのかと悩む人もいるでしょう。
そんな人は、
- 入学のお祝いの言葉
- この時期を迎えるまで成長した感想
- なぜこのプレゼントをしたのか
- 大学生活への応援をする言葉
- 健康を気遣った言葉、活躍を祈る言葉
などを書くと良いでしょう。
ギフト店では、無料でメッセージカードなどを添えられるところもあり、良いメッセージを贈ることで大学生活を送るうえでの励みにもなります。
大学入学祝いの相場は地域に差はない
結婚祝いにも一般的な相場がありますが、地域によって大きく異なる場合もあります。
そのため、大学入学祝いでも地域に合った金額を包むべきなのかと悩む人もいるでしょう。
しかし、大学入学祝いでは、地域で大きく相場が異なることはなく、どの地域でも同じような相場となっているようです。
大学入学祝いのプレゼントの相場
何か品物をプレゼントしたいけど、一般的な相場を知りたい人もいるでしょう。
プレゼントに使うお金も関係性によって異なります。
子供や孫なら2万~3万、親戚の子供では1万~2万、知人の子供なら3千円~5千円が相場となっているようです。
まとめ
大学入学祝いのお祝いで包む金額は、本人との関係性が近いほど金額も多く包みます。
相場は、結婚祝いのように地域での差はなく、全国的に同じような相場となっています。
渡すタイミングは、進学する大学が決まった3月頃に渡すのが良いでしょう。
プレゼントを贈るモノは、大学生活で役立つものが良く選ばれていて、相場は子供や孫でも2~3万円程度です。
相場や渡すタイミングなどを知ることで、喜ばれるお祝いをすることができるでしょう。