掃除をする時の服装でも、ある程度おしゃれにこだわりたいと思った事はありませんか。家の掃除ならともかく、会社の大掃除などではあまり見た目に無頓着なのも気が引けます。

掃除の時だからと言って地味な服装である必要は決してありません。むしろ普段と違う服装になるチャンスだからこそ、自分らしさをアピールするチャンスともいえるでしょう。

とはいえお気に入りの服を着ていって掃除で汚しては元も子もないですし、普段のおしゃれとは少し目線を変える必要があります。掃除の時にオシャレを発揮するにはどういった服装がいいのでしょうか。

今回は、掃除する時の服装でおしゃれをするコツと、便利なアイテムを紹介します。掃除中でも見た目に拘りたい人は参考にしてください。

掃除でもおしゃれな服装は大事

そもそも掃除なんだからオシャレの必要がないと考える人もいるかもしれませんが、それも時と場合によります。そういった日常生活が見える場だからこそ、一層服装は目につくともいえるのです。

例えば普段仕事場ではスーツしか着ない人の掃除服は新鮮さがあってつい目がいってしまうものです。その際に野暮ったい格好と些細なオシャレが施された格好ではそこからの印象もだいぶ違うのではないでしょうか。

また、年末の大掃除では掃除する格好のまま会社に行ったり、掃除が終わった後そのまま忘年会に移行するケースもあります。社内はともかく、外に出る以上最低限の格好が求められると言えるでしょう。

ですから、掃除する時の服装は普段みたいなオシャレの必要性はないとはいえ、決して無頓着でいていいわけでもないのです。ではどういった服装がいいのでしょうか。

掃除でおしゃれな服装をする際に気を付ける点

掃除とオシャレを両立させるうえで大切なのは以下の二点です。

汚れてもいい服

掃除をする以上どうやっても汚れはつきます、むしろ汚れなければちゃんと掃除していないと思われるかもしれません。ですから着用する衣類もある程度汚れても大丈夫なものにする必要があります。

具体的には汚れが目立たない色の服か汚れても簡単に洗える服、若しくは汚れても使い捨てにできる衣類がお勧めです。家庭で洗えない衣類はクリーニング代で余計な出費になるので控えたほうがいいでしょう。

動きやすいもの

掃除中はあちこち動き回る上に周りも散らかっています。動きを制限される服装では満足に掃除できないばかりか事故の元と言っていいでしょう。

動きにくいスリッパやひらひらするスカートは掃除に向いた衣類とは言えません。フードのついたものも場合によっては邪魔になるかもしれないので気を付けてください。

続いて、おしゃれと実用性を兼ねた、掃除するときにあると便利なアイテムを紹介します。

おしゃれな服装で掃除するためのアイテム

掃除の際は、これらのアイテムを用意するといいです。単純に掃除にも便利ですし、手持ちの衣類と合わせてコーディネートの幅が広がります。

バンダナ

特に髪が長い人は掃除の時に邪魔になるので、バンダナでひとまとめにしておくといいでしょう。付けていると自分もやる気になりますし、周りの人もあなたのやる気を感じるので主張するアイテムとしてはお勧めです。

アームカバー

装着することで手や服の袖が汚れるのを防ぐアイテムです。地味な軍手と違い様々なデザインがあるので、ワンポイントアイテムとしておススメします。

これらのアイテムは実用性でも役立つ他、他者から見てもやる気を感じる服装なのでいい印象を与えやすい点からもお勧めします。続いて、服装の色合いについて見ていきましょう。

エプロン

衣類の上からつけるだけで手間がかからず、多くの汚れから衣類を守ってくれます。組み合わせで家事をする時のような家庭的な雰囲気を出すことができるので、オシャレアイテムとしてもポイントが高いです。

おしゃれと実用を考えた掃除の服装の色合い

一般的に汚れが目立ちにくい色合いは、黒やグレー、ブラウンなどの濃い目の色です。ただしあくまで目立たないだけであり、汚れ自体はしっかりついているので簡単に洗える素材の服がお勧めです。

また、濃い色のジーンズであれば汚れても味がでる場合もあるので、紺色のジーンズ等も選択肢の一つです。淡い色では汚れが全面的に主張しすぎるのであまり良くありません。

カラーの他、なるべく単一の色の方が汚れが主張しにくいです。柄のある服は汚れと柄が混ざってとても目立ってしまうので掃除には不向きです。

また、汚れが目立つ白色のシャツなどは掃除には不向きとされています。ただしオシャレとしては清潔感が出るので、使い捨て覚悟で白シャツを着用するのも一つの方法と言えるでしょう。

おしゃれな掃除の服装コーデ一例

最後に、掃除の際のおススメコーデの一例を紹介します。組み合わせは自由なので、下記を参考に自分でカスタマイズしてみてください。

黒Ｔシャツ＋濃いジーパン

汚れが目立たない色合いと、動きやすさを両立させた服装です。男性の場合はこのチョイスをしておけば大きく外すことはないといえるでしょう。素材は家庭で洗濯できるものを選んでください。

白Ｔシャツ＋エプロン

この組み合わせは清潔感と家庭的な見た目がウリです。男女や年齢を問わずおススメの組み合わせであり、困ったらこのチョイスを選んでおけば間違いありません。

パーカー＋ジャージ

ジャージと聞くと野暮ったいイメージが浮かびますが、下だけジャージにすることで動きやすさとオシャレを両立できます。パーカーのフードは邪魔になる可能性もありますが、被り物が欲しい掃除の際には有用です。

まとめ

会社の大掃除では、いつもと違う服装である事もあっていつも以上に服装に目が行ってしまいます。そのため掃除であっても服装をおしゃれにする意味は十分にあるのです。

おしゃれと実用性を両立するためには、汚れてもいい服である事と動きやすさが大切です。汚れが目立たない服でも汚れはついているので、洗いやすさも考慮に入れておきましょう。

エプロンやバンダナ、アームカバーと言ったアイテムは掃除にも役立つ他、オシャレにも一役買ってくれます。他の人にやる気を示すにも便利なので用意しておくといいでしょう。

普段の仕事着をきちんとするのは当たり前ですが、掃除の時等で普段着を着用する場では手を抜いてしまう人も多いです。しかしいつもと違う格好は逆に目立ってしまうので、掃除こそオシャレにも気を使うべきと言えます。

全身ばっちり決める必要はなく、普段と違った印象を与えるだけでもだいぶ違います。今回紹介したアイテムやコーデを参考に、自分らしさの出る掃除用の服装を考えてみましょう。