就職に弱いと噂されることが多い文学部。実際文学部はビジネス向きというイメージはあまりないですよね。
実際就職率が低い学部として、法学部、理工学部についで名前があがるのは文学部です。大学入学を目指し、進路を決める際には、卒業後の就職率は非常に重要な問題です。
では、文系の学生が就活する際には、主にどのような就職先があるのでしょうか。
文学部の就職率一覧
文学部の就職率を、学校別でまとめてみました。
- 明治大学=76.20%
- 上智大学=81.93%
- 立教大学=79.70%
- 中央大学=70.40%、
となっております。この数字だけ見ると、就職率は決して悪くないという印象を受けます。しかし、大学側は就職未決定率を公表しない場合が多く、その数字を加えると文学部の就職率が非常に低くなると言われています。
では、いったい文学部が就職に弱い理由にはいったいどのようなことが考えられるのでしょうか。
文学部が就職に弱い理由とは?
文学部が就職に弱いと噂されている理由は様々なことが考えられます。その一つとして、他の学部に比べ就職に対する意識の違いがあります。文学部の学生は、小説家やライターなど、フリーランスを志望する場合が多い傾向にあります。
他にも、出版やマスコミを志望するケースが多いのですが、採用者数が少ないことから、就職に苦戦してしまうことが、就職に弱いというイメージに繋がっていることが考えられます。
では、文学部が有利になる就職先をみていきましょう。
文学部の学生に有利となる就職先とは?
文学部が有利になる主な就職先には、地方公務員、教師、出版社、などがあります。中でも教師や出版社は文学部の学生から非常に人気があります。しかし、教師になるためには必修単位が増えるため、プライベートが制限されてしまうことも。
出版社は大手の場合、就職後の激務に耐えられる体力が必要になります。そのため、スポーツをやっていると有利になる場合があるので、部活動などには積極的に参加することをおすすめします。
就職以外にも、大学院への進学を希望する学生が多いのも、文学部が就職に弱いと噂される理由として考えられます。
まとめ
文学部は就職に弱い、というイメージから、就活の際に逃げ腰になってしまっていませんか?実際、目標を持って学んできたことは、就職の際に活かすべきなので、諦めずに就活に役立てることが大事。文学部が有利となる就職先も様々存在するので、そうした知識を得ることで、前向きに就活に挑むことをおすすめします。