白胡椒と黒胡椒との違いは品種の違いと思っているかもしれませんが、製造工程に違いがあります。
作り方が異なることで、香りや辛みも違い、両方の特徴を知ることで上手い使い分けができるようになります。
ここでは、白胡椒と黒胡椒との違い、使い分けの方法などを紹介しているので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。
白胡椒と黒胡椒の違いを知ろう
白胡椒(白コショウ)と黒胡椒(黒コショウ)とでは、製造方法の違いがあります。
黒胡椒は未完熟な胡椒の実を乾燥させて作り、白胡椒は完熟させた実を乾燥させて、水につけてから皮を剥いたモノです。
白と黒以外にも、青と赤がありますが、青は完熟していない実を取って短時間で乾燥させ手作り、赤は完熟させた実を使いますが皮を剥きません。
黒胡椒と白胡椒の使い分け
黒胡椒は香りが強いのが特徴で、料理の仕上げや臭み取り、スパイスとして活用されます。
白胡椒は香りが薄いのが特徴で、少し香りをつけたい、素材を活かしたい、ちょっとしたアクセントをつけたい時に使います。
コショウのにおいが少し苦手な人でも、白胡椒を使うことで食べやすい料理も作れるでしょう。
白胡椒を購入するならネットが便利
黒胡椒や味塩コショウなどは近くのスーパーでも売っているけど、白胡椒は置いていないお店もあるでしょう。
そんな環境の場合には、ネットを活用すると便利です。
ネットでは、粒こしょうが販売されていますし、あらびきやパウダー、大容量の白胡椒も入手できます。
ネットなら様々な商品が販売されているので、自分好みの商品を見つけることができるでしょう。
白胡椒の価格は黒胡椒よりも割高
白胡椒は完熟した実を摘み取り、水につけて皮をふやかした後に外皮を剥がし、天日干しをして作ります。
黒胡椒よりも製造するのに手間がかかりますし、量も若干少なくなるため、黒胡椒よりも割高で販売されています。
割高の白胡椒は挽き立てのモノを使うのがオススメ
ネットを活用すれば、粒こしょうだけでなく、あらびきやパウダー状のモノも購入することができますが、黒胡椒と違って香りは弱めなので、粒こしょうとペパーミルを購入して引き立てを活用するのがオススメです。
このことで、白胡椒の香りや辛みを一番感じることができて、美味しい料理を作ることができるでしょう。
まとめ
白胡椒と黒胡椒との違いは、品種ではなくて製造工程に違いがあります。
香りも味もマイルドな白胡椒はちょっとしたアクセントを付けたい時に活用します。
白胡椒は近くのスーパーで購入できない人もいるかもしれませんが、ネットで手軽に購入することができます。
ただ、黒胡椒と比べると手間がかかることから、価格は少し高めの設定となっています。
香りがマイルドなことからも、活用するときには挽き立てを使うことをオススメします。
白胡椒と黒胡椒を使い分けることで美味しい料理も作りやすくなるでしょう。